PlayStationのアドベンチャーゲームは、黎明期ならではの表現方法が特徴です。3Dポリゴンの導入により、奥行きのある空間表現やキャラクターの動きを豊かにする試みがなされました。一方で、技術的な制約から、背景はプリレンダリングされた2D画像やムービーで表現されることが多く、独特のノスタルジックな雰囲気を作り出しています。
また、物語を重視する作品が多く、テキストアドベンチャーゲームから進化した形で、キャラクターを操作して謎を解き、物語を進めていくスタイルが確立されました。 選択肢によって物語が分岐したり、マルチエンディングを採用している作品も多く、プレイヤーの行動がゲーム展開に影響を与える楽しさがありました。
さらに、実写取り込みや有名タレントを起用した作品など、映像表現における実験的な試みも多く見られました。 初期の3D表現ゆえに操作性や視認性に課題が残る部分もありましたが、その制約の中で、製作者たちは様々なアイデアと情熱を注ぎ込み、後のアドベンチャーゲームに繋がる礎を築きました。
なお、アドベンチャーでもホラー要素・アクション要素・恋愛要素を多く含むものは、別の記事にて紹介しています。
ポリスノーツ

ジャンル | シネマティックアドベンチャー |
キャッチコピー | 人類の宇宙への挑戦か 宇宙の人類への挑発か |
発売日 | 1996年1月19日 |
対象年齢 | CERO C(15歳以上) |
開発・販売元 | コナミ |
定価 | 6,800円(税別) |
小島監督の名作アドベンチャーゲーム。亡き妻の事件の真相を追え
2040年、宇宙移民コロニー「ビヨンド」でかつて「ポリスノーツ」として活躍したジョナサン・イングラムは、25年前の事故により冷凍睡眠から目覚め、地球の片隅で私立探偵として孤独な生活を送っていました。そんな彼の元に、かつての妻ロレインが訪れ、失踪した再婚相手の捜索を依頼します。しかし、ジョナサンの目の前でロレインは突如爆弾によって命を奪われてしまいます。ロレインの最後の願いと事件の真相を突き止めるため、宇宙恐怖症(コスモフォビア)を抱えながらもジョナサンは再び「ビヨンド」へと向かいます。そこで、かつての相棒であるエド・ブラウンと再会し、共に捜査を進めるうちに、この失踪事件は想像を遥かに超える巨大な陰謀へと発展していくのです。長き眠りから覚めた男の過去と現在が交錯し、予測不能な物語が展開されます。
本作最大の魅力は、小島秀夫監督ならではの映画のような演出と、緻密に練り込まれたSF設定が生み出す、重厚な物語です。マウス操作を前提としたリアルな捜査パート、そして銃撃戦や爆弾解体といった多彩なアクション要素もプレイヤーを飽きさせません。また、主人公ジョナサンをはじめとする魅力的なキャラクターたちの人間ドラマや、彼と相棒エドとのユーモラスな掛け合いは、シリアスな物語に絶妙な彩りを添えています。さらに、「メタルギア」シリーズとの繋がりを感じさせる要素が散りばめられているなど、小島監督の遊び心も満載で、ファンにはたまらない作品と言えるでしょう。
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スナッチャー

ジャンル | コマンド選択式アドベンチャー |
キャッチコピー | 2042年ネオ・コウベシティー… スナッチャーの脅威の前に、 人々は全てをジャンカーに託した |
発売日 | 1996年2月16日 |
対象年齢 | CERO D(17歳以上) |
開発・販売元 | コナミ |
定価 | 5,800円(税別) |
殺害した人間と入れ替わるアンドロイド「スナッチャー」の目的とは
最初は1988年にPCソフトとして発売し、その後1992年に発売したPCエンジン版を移植したのがPS版です。移植にあたり、CGムービーの追加やグラフィックの修正がされています。また、本作では小島監督がシナリオと企画を担当しています。
西暦2042年、ネオ・コウベ・シティを舞台に、人間になりすますアンドロイド「スナッチャー」を追う捜査官ギリアン・シードの物語 。記憶喪失の彼は、過去を知るため、そして社会に潜むスナッチャーの謎を解き明かすべく奔走します 。相棒の小型ロボット、メタル・ギアmk-IIと共に、出会う人々とのドラマや、スリリングな展開が繰り広げられます。
「スナッチャー」最大の魅力は、映画のような演出と先の読めない重厚なストーリーです。サイバーパンクな世界観、個性的なキャラクター、そしてボイス付きで展開される会話が、プレイヤーを深く引き込みます。コマンド選択式アドベンチャーでありながら、銃撃戦のようなアクション要素も取り入れられており、最後まで飽きさせない工夫も凝らされています。
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MYST(ミスト)

ジャンル | 3Dアドベンチャー パズル |
キャッチコピー | 新感覚のインタラクティブムービー型アドベンチャーゲーム |
発売日 | 1995年1月27日 |
対象年齢 | CERO A(全年齢) |
開発・販売元 | アルファ・システム ソフトバンク |
定価 | 7,800円(税別) |
ミスト島に迷い込んだ旅人となり、島の秘密を解き明かそう
本作は『MYSTシリーズ』の第一作であり、プレイヤーはミスト島に迷い込んだ旅人として、島とそこに隠された四つの本の世界を探索し、謎を解き明かします。CGプリレンダリングによる美麗な静止画や動画、独特な世界観、そして難解な謎解きが特徴です。
アメリカのCyan社が創業者のランドとロビン・ミラー兄弟を中心とする7名のスタッフによって開発し、当初はMac OS向けにHyperCardで制作されました。その後Windowsをはじめ、セガサターンやPlayStation、携帯ゲーム機など様々なプラットフォームに移植されています。
操作はマウスカーソルとクリックのみというシンプルなもので、視点移動や場所の移動、仕掛けの操作を行います。全ての謎を自力で解くには、メモや想像力、機転が求められます。プリレンダリングされた3D画像のスライドショー表示とQuickTimeによる動画再生により、当時のPC性能で美しい三次元空間を実現し、斬新なコンセプトで世界的な大ヒットを記録しました。ちなみに、登場する3人の男は開発チームのメンバーです。
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金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇

ジャンル | 本格推理アドベンチャー |
キャッチコピー | 新たなる事件簿が今、開かれる! |
発売日 | 1996年11月29日 |
対象年齢 | CERO A(全年齢) |
開発・販売元 | 講談社 デジタルフロンティア |
定価 | 5,800円(税別) |
週刊少年マガジンで人気を博した推理漫画『金田一少年の事件簿』が、シリーズ初のゲーム化
本作は初のゲーム化というだけでなく、登場人物たちが初めてアニメーションで描かれた作品でもあります。
物語の舞台となるのは、原作のエピソード『秘宝島殺人事件』の後日談として描かれる「悲報島」です。主人公の金田一一(きんだいちはじめ)は、この島で新たな事件に巻き込まれることになります。しかし、原作を読んでいなくても十分に楽しめるように工夫されており、ゲームの説明書には原作エピソードの概要も記載されています。また、事件の核心的なネタバレは避けられているため、ゲームをプレイした後で原作の謎解きに挑戦することも可能です。
物語は、悲報島で起こった過去の惨劇からしばらく経ったある日、金田一一たちが再び島へと招待されるところから始まります。以前のオーナーである葉月光定が島を買い戻し、新たな財宝を探す「宝探しツアー」のためのリゾート開発が進められていました。開発会社の木暮は、かつて島で財宝を発見した金田一一たちの知識を借り、財宝のありかに目星をつけたいと考えています。
しかし、島には不穏な空気が漂っています。観光開発を巡って対立する家族、光定の周囲を取り巻く複雑な女性関係、そして光定の屋敷には血で書かれたような不気味な呪い唄が残されていました。「朱き手まりの 弾みし晩 あめの刻みを 鳥告げん 山童来たりて こうべ垂れ 皆で見あげん 古城のえにし…」。その夜、呪い唄の言葉通りに最初の犠牲者が現れ、新たな惨劇の幕が上がることになります。
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ストリートファイター2 ムービー

ジャンル | インタラクティブ・ムービー アドベンチャーゲーム 育成シミュレーション |
キャッチコピー | 映画(ムービー)を遊べ! 感動(ムービー)と興奮(バトル)が、今、君の目の前に広がる。 |
発売日 | 1995年12月15日 |
対象年齢 | CERO A(全年齢) |
開発・販売元 | カプコン |
定価 | 6,800円(税別) |
闇の秘密結社シャドルーのバトルサイボーグとなり、リュウを倒す為に成長せよ
1994年8月6日に放映した、同名のアニメ映画を題材とした育成シミュレーション要素を持つ異色の作品で、当初は3DO版も予定されていましたが、開発中止となりました。
プレイヤーは、闇の秘密結社シャドルーが開発した新型バトルサイボーグを操り、映画の映像から世界中の格闘家たちの戦いを「サーチ」することで、サイボーグの能力を成長させていきます。サーチに成功すると、映像の内容に応じてキックやパンチなどの能力が自動的に上昇しますが、各ステージでのサーチ回数には制限があります。
ゲームは育成シミュレーションとして進行し、最終目標は伝説の格闘家リュウとの対決です。この対決時のみ、通常の対戦型格闘ゲームのように実際に操作して戦うことになります。『スーパーストリートファイターII X』と同様のスーパーコンボゲージが存在し、育成した能力がサイボーグの性能に反映されます。サイボーグは波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚といったケンの技に加え、スーパーコンボの昇龍裂破を使用可能です。育成したサイボーグのデータはセーブデータやパスワードで記録でき、リュウの仮想イメージとの模擬戦や、パスワードを使った2P対戦も楽しめます。さらに、映画に登場したキャラクターの設定資料を閲覧できるモードも搭載されています。
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探偵神宮寺三郎 未完のルポ

ジャンル | コマンド選択式アドベンチャー ハードボイルド |
キャッチコピー | 漆黒の闇を抜け 神宮寺三郎ここに復活… |
発売日 | 1996年11月29日 |
対象年齢 | CERO C(15歳以上) |
開発・販売元 | データイースト メディアリング |
定価 | 5,800円(税別) |
ファミコンからハードを超え復活した神宮寺三郎シリーズ第五作目
本作は人気シリーズ「探偵 神宮寺三郎シリーズ」の5作目として、前作から6年ぶりに登場しました。最後に出たのがファミコンだった為、スーパーファミコンを飛ばしての復活です。
ゲームシステムは、シリーズ共通のコマンド形式に加え、神宮寺、洋子、熊野、与野の視点を切り替えながら物語を進めるザッピングシステムが採用されています。ハードボイルドな世界観は、ジャズを主体としたBGMや実写の背景、キャラクターのアニメーション演出によって一層引き立てられています。また、本作から新たなレギュラーキャラクターや番外編が登場し、後のシリーズに影響を与える要素が加わりました。一方で、3Dポリゴンを用いたカーチェイスや尾行といったミニゲームは、本作のみの試みとなっています。
物語は、神宮寺探偵事務所に飲み仲間の池上康明から届いたエアメールをきっかけに動き出します。エアメールには、コインロッカーの鍵と「しばらく預かってくれ」というメッセージだけが書かれていました。同じ頃、ジャーナリストの与野恭介は、取材先の東南アジアから帰国後、神宮寺と出会います。二人は協力して事件の解決を目指し、池上が残した「未完のルポ」を完成させることになります。ザッピングシステムにより、プレイヤーは同じ事件を異なる視点から体験でき、プレイするたびに新たな発見があるのが特徴です。
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土器王紀

ジャンル | 3Dアドベンチャー |
キャッチコピー | 異世界紀行への招待! 超美麗、驚異のCG仕掛け絵本! 興奮とやすらぎのサウンド! 旅立とう、ふしぎの異世界紀行! |
発売日 | 1995年12月22日 |
対象年齢 | CERO A(全年齢) |
開発・販売元 | スタジオDEWS バンプレスト |
定価 | 5,800円(税別) |
全てが土器のふしぎな世界「エスパッシ」を旅しよう
土器でできた人々が暮らす世界「エスパッシ」を舞台にしたゲーム。当初の目的は異世界を救うため土器王を復活させることですが、実際は異世界を巡り土器の世界を楽しむのがメインです。プレイヤーは宇宙から土器王復活のため召喚された存在として、土器の王国を探索し、アイテム入手や住人とのコミュニケーションを通じて行動範囲を広げます。その際、見聞きした情報を記録する「メモ」というシステムを活用し、土器人とコミュニケーションを図ることで、新たな情報を入手することができます。
物語はマルチエンディングで、元の世界に戻るか、主人公が土器になるという結末も。登場キャラクターは皆土器人で、主人公をサポートするケマポン、関西弁の上司テルミナス、司書のビブリオ・リテラ・ノチカ、寺院の司祭長キュラなどが登場します。
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ちびまる子ちゃん まる子絵日記ワールド

ジャンル | アドベンチャー |
キャッチコピー | まる子の毎日はゆかいなできごとでいっぱい。 アニメの声でゆかいなセリフを聞かせてくれるよ |
発売日 | 1995年12月22日 |
対象年齢 | CERO A(全年齢) |
開発・販売元 | タカラ |
定価 | 4,800円(税別) |
ちびまる子ちゃんが書いた、おもいでの絵日記を巡る冒険
本作は国民的アニメとして長年愛されている「ちびまる子ちゃん」をモチーフにしたアドベンチャーゲームです。本作の物語は、主人公である小学三年生のまる子が綴る絵日記を中心に展開します。プレイヤーは、まる子の思い出が詰まった春、夏、秋、冬の各ページに描かれた様々な絵をクリックすることで、まる子の日常を追体験していくことになります 。日記に描かれた何気ない風景や出来事が、プレイヤーの選択によって意外な物語へと発展していく点が特徴です。どの絵から見ていくかによって、異なるエピソードが展開されるため、一度のプレイではすべての物語を体験することは難しく、何度も繰り返し遊ぶことで新たな発見があります。まる子の視点を通して、彼女の周りの人々との温かい触れ合いや、子供らしいユーモラスな出来事を体験できるのが魅力の作品です。
ゲームに登場するキャラクターたちは、ドット絵でありながらもアニメの雰囲気を忠実に再現しており、まる子をはじめとする個性豊かなクラスメイトや家族たちの表情や動きを見ているだけでも楽しめます 。さらに、ゲーム中にはアニメのオープニングテーマやエンディングテーマのアレンジBGMが使用されており、特にエンディングテーマ「おどるポンポコリン」のフィールドBGMアレンジは、多くのファンにとって懐かしく、ゲームへの没入感を高める要素となっています。
まる子の絵日記というインタラクティブな要素を通じて物語が進むため、プレイヤーはまるで絵本を読み進めるように、心温まる「ちびまる子ちゃん」の世界を堪能できるでしょう。ただし、ゲームの進行には運の要素が強く、ミニゲームの結果や特定のアイテムの入手などがランダムであるため、思い通りに進められない場面もあります。また、セーブ機能がないため、長時間プレイする際には注意が必要です。しかしながら、これらの点も、ある意味では昔のゲームならではの味わい深さと言えるかもしれません。
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ブルー・シカゴ・ブルース(J.B.ハロルドシリーズ)

ジャンル | コマンド選択式アドベンチャー |
キャッチコピー | 悲鳴が消えて、謎だけが街に残った。 |
発売日 | 1995年11月22日 |
対象年齢 | 不明 |
開発・販売元 | リバーヒルソフト |
定価 | 6,800円(税別) |
シカゴを舞台に、恋人だった女性刑事の謎の死の真相を突き止めよ
「J.B.ハロルドシリーズ」の第4作目。1990年代のシカゴを舞台に、一人の刑事が愛する者の死の真相を追う本格推理アドベンチャーゲーム、それがプレイステーションで発売された「ブルー・シカゴ・ブルース」です。プレイヤーは刑事J・B・ハロルドとなり、同僚であり恋人でもあった女性刑事の謎の死に直面します。彼女はシカゴで殺害された後、自殺として処理されましたが、ハロルドは事件の背後に隠された真実を追い求めることになります。
捜査は4日間という限られた時間の中で進行し、移動や聞き込みといった行動を通じて時間が経過していくリアルタイム制が採用されています 。複雑に絡み合う人間関係の中で、ハロルドは様々な人物に聞き込みを行い、手がかりを探し出さなければなりません 。ゲーム内には、事件の関係者や証拠品に関する情報を検索できるコンピュータシステムも用意されており、集めた情報を整理し、推理を深める上で重要な役割を果たします 。この限られた時間の中で、ハロルドは恋人の死が本当に自殺だったのか、それとも隠された殺人事件なのかを見極め、真犯人を突き止めることが求められます。
そして本作最大の特徴は、実写映像を多用したリアルな演出です 。キャラクターや背景に実際の俳優や風景を用いることで、当時のゲームとしては非常に斬新でした。特に、1990年代のアメリカ・シカゴの街並みがリアルに再現され、ハードボイルドな世界観を色濃く表現しています。また、捜査を進めるにつれて時間が経過していくシステムは、単に物語を追うだけでなく、時間との戦いという新たな緊張感を生み出しています。
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エミット(EMIT)バリューセット

ジャンル | アドベンチャー エデュテインメントソフト |
キャッチコピー | マルチメディア英語体験ソフト イングリッシュドリーム |
発売日 | 1995年9月29日 |
対象年齢 | CERO A(全年齢) |
開発・販売元 | 光栄(コーエー) |
定価 | 15,800円(税別) |
ゲームをしながら英語学習ができる画期的な作品
本作は、英語学習を目的としたイングリッシュドリームシリーズの第一弾で、1995年には日本ソフトウェア大賞を受賞しています。内容はVol.1からVol.3までの3巻構成の作品で、PS1では3作品が一つになったバリューセットしか発売されていません。また第一弾となっていますが、第二弾は発売されていません。
ゲーシステムはアニメーションを主体とし、音声と字幕を日本語と英語で切り替えながらリスニング学習が可能、各章末には英語による問題が出題され、理解度を確認できます。物語は各巻約10章で構成され、「会話練習」「内容理解問題」「イメージ問題」といった練習問題が用意されています。女子高生の田中百合が、ある日老人に「EMIT」という謎の言葉を告げられることから物語は始まります。
Vol.1「時の迷子」では、百合が不思議な老人と出会う場面が描かれ、Vol.2「命がけの旅」では、百合そっくりの女性が登場し、ボーイフレンドの一郎を戸惑わせます。そしてVol.3「私にさよならを」では、普段と違う百合を見た母親と一郎が疑惑を抱く中、もう一つの世界から傷ついた百合が戻ってきます。