【PS1】ギャルゲー(恋愛ゲーム)一覧。名作からマイナーゲームまでご紹介

PS1 恋愛ゲーム ギャルゲー PS1

PS1時代は『ギャルゲー・恋愛ゲーム』のブーム全盛期で多くのソフトが発売され、王道から多岐にわたるストーリーがあります。

ゲームシステムは選択肢によって変化するマルチエンディング方式や、テキストだけでも感情移入できる魅力的なキャラクター設定、そして作品の世界観を盛り上げる良質なBGMが特徴です。

システムは選択肢を選ぶアドベンチャーゲーム形式が主流で、ミニゲームや育成要素が盛り込まれている作品も多くあります。これらの特徴が合わさり現代のゲームとは異なる魅力を放ち、多くの名作が生まれました。

ときめきメモリアル 〜forever with you〜

ときめきメモリアル 〜forever with you〜 PS1o
ジャンル恋愛シミュレーション
発売日1995年10月13日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元コナミコンピュータエンタテインメント東京
定価6,800円(税抜)

多くのプレイヤーの心を掴んだ伝説の恋愛シミュレーションゲーム

PCエンジンで発売後、様々な機種に移植されて爆発的な人気を博した恋愛シミュレーションゲーム。オリジナル版からイベント等、様々な要素が追加されています。

プレイヤーは平凡な高校生となり、勉強や部活・スポーツに取り組み能力値を高めていきます。そして個性豊かなヒロインたちとの触れ合いを通して、青春の1ページを彩っていきます。文化祭などの高校生活ならではのイベントも盛りだくさんで、プレイヤーはまるで自分自身が主人公になったかのような感覚を味わうことができます。

また、多様なエンディングも魅力の一つです。プレイヤーの選択や能力値によって、様々な結末を迎えることができ、何度もプレイしたくなる奥深さがあります。どのヒロインと結ばれるのか、あるいは誰とも結ばれないのか、その選択はプレイヤー自身の手にかかっています。

プレイ動画

ときめきメモリアル2

ときめきメモリアル2 PS1
ジャンル恋愛シミュレーション
発売日1999年11月25日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元コナミコンピュータエンタテインメント東京
定価6,800円(税抜)

初代の熱狂的な人気を受け継ぎ、さらなる進化を遂げた『ときメモ』

一世を風靡した恋愛シミュレーションゲーム、『ときめきメモリアル』シリーズの第2作目。舞台はきらめき高校から隣町の『ひびき市』へと移ります。

幼少の頃を過ごした町に再び戻ってきた主人公が、高校生活を送りながら様々な女の子たちとの出会いを重ねていきます。幼馴染との再会や新たな出会いを経て、主人公は自分の気持ちに気づき、そして成長していく姿が描かれます。

ゲームシステムは前作をベースにしながらも、より進化しており、イベントの豊富さやグラフィックの向上など、プレイヤーを飽きさせない工夫が凝らされています。特に、ヒロインとの絆を深めるためのイベントは大幅に進化しています。

今作でも部活動や文化祭など、高校生活ならではのイベントも盛りだくさん。プレイヤーは、主人公と一緒に青春を謳歌できます。

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トゥルー・ラブストーリー

トゥルー・ラブストーリー PS1
ジャンル恋愛シミュレーション
発売日1996年12月13日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元ビッツラボラトリー
アスキー
定価4,800円(税抜)

転校までの1ヶ月間に繰り広げられる恋愛ストーリー

ギャルゲーブーム最盛期に発売されたタイトルの一つ。発売当時は『ときメモ』の二番煎じと言われていましたが、主人公の育成要素が無い点と『せつなさ』をテーマとした作風で人気を博し、『ときメモ』や『サクラ大戦』と並ぶほどの人気シリーズとなりました。

ある日、親の転勤により転校することを知らされた主人公。最後に思い出を作る為に、転校するまでの一ヵ月の間に恋人を作るのがゲームの目的です。

ゲームシステムは、朝(登校)から夜までの行動を自由に設定できるのが特徴で、特定のイベントのみエンディングに影響します。また、開始時に季節とステータス(以降変動なし)を選択することになりますが、それにより攻略できる女の子(通常5人+季節限定1人)とイベントが変わります。

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トゥルーラブストーリー2

トゥルーラブストーリー2 PS1
ジャンル恋愛シミュレーション
発売日1999年1月21日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元ビッツラボラトリー
アスキー
定価6,800円(税別)

前作から正統進化したシリーズ第二作目

設定は同じく、転校までの高校2年生最後の1ヶ月で彼女を作ることを目的としています。舞台は青空高校から私立青葉台高校へと移り、『いとしさ』がテーマになっており、前作とはまた違った雰囲気の作品に仕上がっています。

基本的なゲームシステムも前作を踏襲していますが、大幅に進化をしています。季節は学期に名前を変え、ステータス以外にも新たに『キーワード』が増えています。キーワードは得意な話題として下校会話時に使用でき、これも相手の好みによって反応が変化します。また通学手段が「徒歩」「バス」「自転車」「電車」の4つから選択できるようになっており、攻略する相手によって上手く変える必要があります。

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ダブルキャスト(やるドラシリーズ第一作目)

ダブルキャスト やるドラシリーズ1 PS1
ジャンル恋愛アドベンチャー
サスペンス
ホラー
発売日1998年6月25日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元シュガーアンドロケッツ
Production I.G
ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価4,800円(税抜)

大学生の主人公と記憶喪失の少女が織りなすサスペンス恋愛アドベンチャー

フルボイス・フルアニメーションでドラマが展開する『やるドラ』シリーズ第一弾。アニメーションの途中で現れる選択肢を選ぶとストーリーが分岐していくマルチエンディング型のゲームです。また、キャラクターデザインを『機動戦艦ナデシコ』の後藤圭二氏が担当したことも当時は話題となりました。

『やるドラシリーズ』は『春夏秋冬』をテーマに四作発売されましたが、本作は「夏」を舞台としています。

大学の映画研究部に所属する主人公が、飲み会で倒れていたところを記憶喪失の少女『赤坂美月』に介抱され、成り行きで行く宛のない彼女を自宅に住まわせることになり、奇妙な同居生活が始まります。

ヒロインとの共同生活や映画製作を通して深まる絆、そして明かされる衝撃の真実。ハラハラドキドキのストーリー展開に加え、個性豊かなキャラクターたちとの交流や、随所に散りばめられた伏線も見逃せません。

序盤は青春ラブコメ的な雰囲気ですが、話を進めていくと徐々にシリアスなサイコサスペンスになっていくところも本作の見どころの一つです。完全にホラーなエンディングもあり、プレイヤーの間ではトラウマとなっています。

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季節を抱きしめて(やるドラシリーズ第二作目)

季節を抱きしめて やるドラシリーズ2
ジャンル恋愛アドベンチャー
発売日1998年7月23日
対象年齢CERO C(15歳以上)
開発・販売元シュガーアンドロケッツ
Production I.G
ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価4,800円(税抜)

桜の季節、運命の出会いが紡ぐ切ない恋物語

春とサクラがテーマの『やるドラ』シリーズ第二作目。本作は恋愛要素が強くなっています。

主人公は大学に合格したばかりの青年。ある日、桜の木の下で記憶喪失の少女と出会います。彼女の名前は「麻由」。それは、主人公の忘れられない初恋の相手の名前と同じでした。麻由との触れ合いの中で、主人公は過去の傷跡と向き合い、新たな恋へと歩み出します。

本作の魅力は、桜の美しい情景と切ない恋愛物語だけではありません。記憶喪失の謎、そして桜の木に隠された秘密など、ミステリアスな要素も盛り込まれています。プレイヤーは、主人公と一緒に謎を解きながら、麻由との絆を深めていきます。

また、本作も『やるドラ』シリーズの一作として、プレイヤーの選択によってストーリーが分岐するマルチエンディングを採用しています。そのため、何度もプレイして異なる結末を楽しむことができます。

プレイ動画

サンパギータ(やるドラシリーズ第三作目)

やるドラシリーズ2 サンパギータ
ジャンル恋愛アドベンチャー
サスペンス
発売日1998年10月15日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元シュガーアンドロケッツ
Production I.G
ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価4,800円(税抜)

雨夜に出会った少女との出会いが運命を変えていく

秋とマツリカ(フィリピン語でサンパギータの花)がテーマの『やるドラ』シリーズ第三作目。本作はサスペンス色が強くなっています。

物語は、雨の日の路地裏で出会った一人の少女、マリアとの運命的な出会いがきっかけで動き出します。記憶を失ったマリアと共に、主人公は数々の事件に巻き込まれていきます。マフィア・裏社会、そして過去の謎が複雑に絡み合い、二人の関係は徐々に深まっていきます。

サンパギータという花言葉には「純潔」「希望」という意味があり、それが物語のテーマとも深く結びついています。マリアの過去、そして二人の未来を巡る切ない物語は、プレイヤーの心に深く残ることでしょう。

プレイ動画

雪割りの花(やるドラシリーズ第四作目)

やるドラシリーズ4 雪割りの花
ジャンル恋愛アドベンチャー
発売日1998年11月26日
対象年齢CERO C(15歳以上)
開発・販売元シュガーアンドロケッツ
Production I.G
ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価4,800円(税抜)

冬の北海道を舞台にした、記憶と恋の切ない物語

冬とミスミソウがテーマの『やるドラ』シリーズ第四作目。今までのアニメタッチから大人っぽい絵柄へ変わり、ヒロインが『記憶喪失』という共通するテーマを一番深く掘り下げて描いています。

物語は冬の北海道を舞台に、主人公が密かに思いをよせる隣に住む女性「桜木花織」との触れ合いを通じて、心の変化を辿っていく切ないラブストーリーです。ある日、花織は恋人の死をきっかけに記憶を失い、主人公を恋人だと勘違いしてしまいます。主人公は、本心を隠しながら花織と接する中で、自分自身の気持ちに気づいていきます。

本作の魅力は、なんといってもその繊細な心理描写です。記憶喪失というテーマを軸に、愛、友情、そして喪失感が複雑に絡み合い、プレイヤーを物語に深く引き込ませます。また、雪景色が美しいグラフィックも、物語の切ない雰囲気をさらに際立たせています。

プレイ動画

みつめてナイト

みつめてナイト PS1
ジャンル純愛シミュレーションゲーム
発売日1998年3月19日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元コナミ
定価6,800円(税抜)

騎士を目指す主人公と個性豊かなヒロインたちが織りなすファンタジー恋愛シミュレーション

『ときめきメモリアル』のコナミと『サクラ大戦』のレッドカンパニーが共同開発した恋愛シミュレーションゲーム。中世ヨーロッパを舞台に、東洋人である主人公が様々な女性との出会いを重ね、恋愛と騎士道、そして国の平和を追求していく物語が展開されます。

本作の魅力は、単なる恋愛ゲームにとどまらない奥深いストーリーにあります。複雑に絡み合う人間関係、魅力的なキャラクター、そして中世ファンタジーの世界観が見事に融合し、プレイヤーを惹きつけます。また、恋愛だけでなく、騎士としての成長や国を揺るがす陰謀など、多岐にわたる要素が盛り込まれている点も特徴です。

『ときめきメモリアル』シリーズとの共通点も多く見られますが、『みつめてナイト』はより大人向けの恋愛描写やシリアスなストーリー展開が特徴です。PS1の黎明期において、恋愛ゲームの新たな可能性を示した作品と言えるでしょう。

プレイ動画

風雨来記

風雨来記 PS1
ジャンル恋愛アドベンチャー
旅ゲー
発売日2001年1月18日
対象年齢未審査
開発・販売元フォグ(現・日本一ソフトウェア)
定価5,800円(税抜)

北海道をバイクで旅している感覚を味わえる恋愛アドベンチャー

両親と親友を失ったルポライターの主人公が、雑誌取材の為に北海道をバイクで旅するゲームです。旅の途中で出会った現地の人達と交流したり、ヒロイン女性(3人)との恋愛イベントが発生します。

ゲームシステムは、まずバイクで移動をしてポイントに到着したらアドベンチャーモードに切り替わり探索・取材を行います。そして最後にキャンプをしてから取材の内容を元に記事を作成後、ネットにアップして1日が終了という流れです。アドベンチャーモードでは記事ネタを獲得する以外にも、写真を撮ったり、旅行者との出会い、ヒロインとのイベントが発生することがあります。

本作最大の特徴は、ゲーム中で使用されている背景グラフィックに、現地で撮影した写真を使用しているところです。それにより、実際に北海道をバイクで旅しているような感覚を味わうことができます。また恋愛ゲームには珍しく、雑誌取材だけをひたすらしてヒロインと誰とも会わずにエンディングを迎える、というギャルゲーらしからぬプレイも可能です。

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あいたくて… 〜your smiles in my heart〜

あいたくて… 〜your smiles in my heart〜 PS1
ジャンル恋愛アドベンチャー
発売日2000年3月16日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元コナミコンピュータエンタテインメント東京
定価6,800円(税別)

父親の決めた結婚を避ける為、高校3年間の間に恋人を作ろう

父親のアメリカ転勤をきっかけに、祖母の家から通える新しい高校へ転校することになった主人公。そこで出会う可愛い女の子たちとの触れ合いを通して、忘れられない青春を過ごします。

本作は主人公が父親の決めた相手との結婚を避けるため、高校3年間の間に恋人を作り、父親に紹介するという少し変わった目的を持っています。選択肢によって変化するストーリー展開は、プレイヤーにドキドキとワクワクを届けます。

ゲームシステムは「選択式」の一般的な恋愛アドベンチャーゲームと「自己育成」という『ときメモ』と似たシステムになっています。しかし、『所持金』でアイテムを購入することができ、購入したアイテムを装備・使用することによりパラメータを調整することが可能です。それにより、『ときメモ』とはまた違った楽しみ方ができるのが特徴です。

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プリンセスメーカー 〜ゆめみる妖精〜

プリンセスメーカー 〜ゆめみる妖精〜 PS1
ジャンル育成シミュレーション
発売日1997年1月24日
対象年齢未審査
開発・販売元ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価5,800円(税別)

女の子を育てる人気シリーズ第三作目。今作では妖精の女の子を育てることに

妖精の女王から託されたプリンセスになる夢を持った少女を、8年間の間に育てあげる育成シミュレーションゲーム。少女の声優は「ゆかな(旧・野上ゆかな)」さんが担当しています。またギャルゲーでは珍しく、主人公との恋愛要素はありません。(父との結婚ED除く)

プレイヤーは父親役として、娘の食事・教育・遊びなど、様々な選択肢の中から一つを選び、娘の成長を見守ります。育て方によって娘は最終的に様々な職業やプリンセスになりますが、王国のプリンセス(王子様と結婚)になるのが一番難易度が高いです。

さらに今作では重要な要素として、ゲーム開始時に娘の名前・誕生日の他に、新しく父親の職業が6種類の中から選べるようになっています。それによって娘の生活・成長が変わりますが、父親の職業は難易度が変わるほどに影響力が高く設定されています。

プレイ動画

NOëL NOT DiGITAL(ノエル・ノット・デジタル)

NOëL NOT DiGITAL PS1
ジャンル恋愛シミュレーション
アタッチメントソフトウェア
(接触型・愛着育成ソフト)
発売日1996年7月26日
対象年齢CERO D(17歳以上)
開発・販売元パイオニアLDC
定価6,800円(税別)

独特なシステムと美麗なグラフィックの恋愛アドベンチャーゲーム

近未来の東京都臨海区を舞台に、夏の海辺で出会った高校生の少女3人組のいずれかと、クリスマスまでに結ばれるのが目的の恋愛ゲーム。『NOëL(ノエル)』とはフランス語でクリスマスを意味しています。また、発売した1996年では破格のクオリティのアニメーションに仕上がっています。

ゲームシステムは、テレビ電話での会話シーン(フルボイス・フルアニメーション)と時々送られてくる動画メールにより進行するという独特なシステムです。会話シーンでは主人公のボイスはありませんが、新しい話題が出ると『会話ボール』というものが出るのでストックし、タイミングよく使用することによって進展します。

しかし、この『会話ボール』を使うタイミングや相手が非常に難しく、ゲームの難易度が非常に高くなってしまっています。ひょっとしたら、開発者が簡単にヒロインを攻略されたくないという思いがあったのかもしれません。

当時の豪華なフルアニメーションと、ヒロイン達の魅力は評価が高い本作ですので、もっと遊びやすいシステムにしていれば人気シリーズで続いていた可能性も。

プレイ動画

NOëL 〜La neige〜

NOëL 〜La neige〜 PS1
ジャンル恋愛シミュレーション
アタッチメントソフトウェア
(接触型・愛着育成ソフト)
発売日1998年2月26日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元パイオニアLDC
定価6,800円(税別)

近未来の鎌倉が舞台の『NOëL』シリーズ第二作目

『NOëL NOT DiGITAL』の続編となる本作は、近未来の鎌倉を舞台に、3人のヒロインとテレビ電話のような「ビジュアルフォン」で交流を深め、クリスマス~春までに誰か一人から告白されることを目指すゲームです。声優の水樹奈々さんのデビュー作として有名です。

前作からヒロインを一新し、鎌倉という土地柄を反映した和風イベントや、進化したテレビ電話による多彩な会話シーンなど、ヒロインたちの魅力をより深く味わえます。

ゲームシステムは、前作の「会話ボール」に加えて、新たに「Yes」「No」「?」のアイコンで意思表示ができるようになりました。しかし、会話パターンが複雑化し、攻略の難易度がさらに上がっています。中には理不尽な展開も多く、攻略本必須ともいわれました。

とはいえ、個性豊かなヒロインたちの存在感は抜群です。複雑なシステムを乗り越え、好みのヒロインとの恋愛を楽しむことができるか、プレイヤーの腕の見せ所と言えるでしょう。

プレイ動画

NOëL 〜La neige〜 Special

NOëL 〜La neige〜 Special PS1
ジャンルアタッチメント・ソフト
発売日1998年8月6日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元パイオニアLDC
定価3,800円(税別)

NOëL 〜La neige〜

前作『NOëL 〜La neige〜』でスキー場で出会ったヒロイン達との、高校卒業後の後日談を描いた恋愛アドベンチャーゲームです。プレイヤーは大学進学を控えた彼女たちと最後の2週間を過ごします。前作のセーブデータがあれば、グッドエンディングを迎えたという設定で、ボーナス会話も楽しめます。

ゲームシステムは前作とほぼ同じですが、会話の進め方によっては、柚実との神経衰弱や千紗都とのあっち向いてホイといったミニゲームも楽しめます。また、涼とのグッドエンディング後には、CGやムービーを鑑賞できるギャラリーモードも解放されます。

また水樹奈々さんが歌うエンディングテーマ「Monologue」は、グッドエンドとバッドエンドで異なるバージョンが用意されているなど、細部までこだわった演出が光ります。

OP動画

NOëL3 MISSION ON THE LINE

Noël 3 Mission on the line PS1
ジャンルサスペンス
ハッキングアドベンチャー
発売日1999年3月11日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元パイオニアLDC
定価6,900円(税別)

大幅な路線変更によりシリーズ最後となった作品

セガサターンで発売された『NOëL3』の移植版。ソニーの規制の厳しさから、一部の過激な表現とヒロインの素肌露出・パンチラ等が修正されています。また前作から大幅に路線変更して、サスペンス&ハッキングADVという全く違うジャンルになりました。

物語は、シリーズ第一作『NOëL NOT DiGITAL』と世界観を共有するパラレルストーリーです。クリスマスイブの高校を舞台に、テロリスト集団に人質に取られた生徒たちを、主人公がハッキングで救出するという緊迫感溢れるストーリーが展開されます。

プレイヤーは外部からハッキングを行い、閉じ込められた生徒たちに指示を出して安全な場所へ誘導していきます。シリーズお馴染みの「ビジュアルフォン」で生徒たちの状況を確認し、時には「留守電」機能を使ってメッセージを残すことも可能です。

また『NOëL NOT DiGITAL』の岡野由香がメインヒロイン的な役割を担い、他のヒロインたちも登場します。新たに西村知奈と和倉古都海がサブヒロインとして登場します。前作で名前のみ登場したクラスメイトたちも、それぞれ詳細な設定が与えられています。

プレイ動画

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