【PS1】シミュレーションRPG一覧。名作からマイナーゲームまでご紹介。

シミュレーションRPG PS1 PS1
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初代PlayStation(PS1)のシミュレーションRPG(SRPG)は、その黎明期において、後のシリーズ作品やジャンル全体に大きな影響を与える特徴を確立しました。PS1のSRPGは、単なる戦略シミュレーションに留まらず、深みのあるストーリーテリングとキャラクター育成を融合させた点が際立っています。

当時は技術的な制約の中で、開発者たちはグラフィックスを最大限に活用し、個性豊かなキャラクターと緻密な戦闘マップを描き出しました。ドット絵や3Dで表現されたキャラクターたちは、表情豊かに動き、プレイヤーに感情移入を促しました。また、戦闘システムは、マス目状のマップ上でユニットを戦略的に配置し、敵ユニットとの位置関係や属性、スキルなどを考慮して戦う、という基本的ながらも奥深いものが多い。

PS1のSRPGは、ストーリー重視の作品が多く、プレイヤーは戦場での戦術だけでなく、国家間の紛争や人間ドラマといった壮大な物語を体験することができました。選択肢によって物語が分岐したり、キャラクターの運命が変化したりする作品もあり、繰り返しプレイする楽しみを提供しました。

さらに、キャラクター育成要素もSRPGの魅力を高めました。戦闘を通じて経験値を獲得し、レベルアップやクラスチェンジを行うことで、キャラクターを強化していくシステムは、プレイヤーに達成感と愛着を与えました。スキルや魔法を習得したり、装備品をカスタマイズしたりすることで、自分だけの最強の部隊を作り上げる喜びも、PS1のSRPGの大きな特徴と言えるでしょう。

これらの要素が組み合わさることで、PS1のSRPGは、戦略性と物語性、育成要素が高度に融合した、独特なゲーム体験を提供しました。後のSRPGに多大な影響を与えただけでなく、PS1というプラットフォームを代表するジャンルの一つとして、今もなお多くのファンに愛されています。

なお、通常のRPGやアクションRPGは別の記事でご紹介しています。

ファイナルファンタジータクティクス

ファイナルファンタジータクティクス PS1 戦闘
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピー真実を探しに旅に出よう。
発売日1997年6月20日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元スクウェア
定価6,800円(税別)

大国イヴァリースを二分して争われた後継者戦争「獅子戦争」の表と裏の物語

「ファイナルファンタジー」シリーズの外伝的作品で、戦略シミュレーションRPGです。シミュレーションRPGとしては、当時の日本国内史上最高となる135万本を販売する大ヒットとなりました。舞台は、大国イヴァリース。貴族たちが権力争いを繰り広げる動乱の時代「獅子戦争」を背景に、主人公ラムザと、彼の親友ディリータの視点から物語が語られます。

ゲームシステムは、斜め見下ろし型(クォータービュー)の立体的な戦闘マップ上で、ユニットを操作して戦う戦術的な戦闘です。シリーズ伝統の「ジョブチェンジ」システムが特徴で、様々な職業を育成し、アビリティ・魔法等の能力を組み合わせて、戦略を練りながら戦闘に挑みます。 単なる善悪二元論では語れない、重厚でドラマに満ちた物語と、奥深い戦略性が多くのファンの心を掴みました。

プレイ動画

伝説のオウガバトル

伝説のオウガバトル PS1
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピー伝説が、いま、プレイステーションで甦る。
神話よりも早大に。伝説よりも深遠に。
運命の輪は、いま廻りはじめる。
発売日1996年9月27日
対象年齢CERO C(15歳以上)
開発・販売元クエスト
アートディンク
アトラス
定価5,800円(税別)

「オウガバトル」シリーズ第一作目。反乱軍のリーダーとなり帝国へ戦いを挑め

SFCで発売した「伝説のオウガバトル」のリメイク版で、後に「ファイナルファンタジータクティクス」を手がけた松野泰己氏が担当した作品です。また、後に続く「オウガバトルサーガ」の第一作目でもあります。

賢者と呼ばれた魔法使いラシュディは、狂気に駆られ友であったグラン・ゼノビア王を暗殺しました。そして、軍事大国ハイランドを率いて大陸を制圧し、神聖ゼテギネア帝国を建国しましたが、その支配は恐怖政治そのものでした。帝国暦24年、辺境ではゼノビア王国騎士団の生き残りが、若き指導者と共に帝国へ最後の戦いを挑もうとしていました。プレイヤーは若き指導者(オピニオンリーダー)となり、この戦争を指揮します。

本作は、多くの種族とクラスから成るユニットを編成し、最大10チームで都市を解放する戦略級リアルタイムシミュレーションゲームです。各ユニットには派遣コストがあり、ただ強いユニットを保持するだけでは勝てません。その運営資金は都市からの寄付金や財宝で賄います。寄付金は民衆の支持率「カオスフレーム」に影響され、高いほど有利、低いと不利になります。支持率維持には「英雄的な戦い」が重要で、戦い方で変動します。正攻法はレベル差を抑えた電撃戦ですが、資源が限られてしまいますので、非常に戦略的な部隊運用が求められるゲームシステムの作品です。

プレイ動画

タクティクスオウガ

タクティクスオウガ PS1
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピーこの混沌の時代に、無力であることは許されなかった。
発売日1997年9月25日
対象年齢CERO C(15歳以上)
開発・販売元クエスト
空想科学
アートディンク
定価5,800円(税別)

SFC版移植の「オウガバトルサーガ」第二作目。少年デニムの視点から戦乱が描かれる

「タクティクスオウガ」は、「伝説のオウガバトル」に続く「オウガバトルサーガ」第2作にあたる作品で、本作も松野泰己氏が担当しています。また、全8章からなる「オウガバトルサーガ」では、第7章にあたります。民族紛争をテーマとした架空の世界、ヴァレリア諸島を舞台に物語が展開されていますが、前作と世界観を共有しつつも、ゲームシステムはほぼ一新されています。

物語は島の少数民族ウォルスタ出身の少年デニムの視点から、ウォルスタ、ガルガスタン、バクラムの戦乱が描かれる、マルチストーリー・マルチエンディング方式を採用。プレイヤーはデニム率いる最大10人の部隊を指揮し、クォータービューのマップで展開される戦闘イベントを攻略していきます。

戦闘には勝利条件(敵リーダー撃破、敵殲滅)と敗北条件(デニム死亡、味方全滅)が設定されています。拠点が複数ステージの場合、連続戦闘となりHPなどが引き継がれます。本作では、キャラクターが独立ユニットとして扱われ、集合体は「ユニオン」と位置付けられます。デニム率いるユニオンは最大30ユニットを保有可能で、戦闘には最大10ユニット(Lサイズは2体まで)を出撃させられます。HPが0になったユニットは戦死扱いですが、戦闘中に復活可能です。ただし、アンデッドは例外的に死亡後に復活するため不死身です。

プレイ動画

アークザラッド

アークザラッド PS1
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピー光と音のRPG
発売日1995年6月30日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元ジークラフト
ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価5,800円(税別)

プレイステーション初期を飾った、ソニーの名作RPG

アークザラッドは「光と音のRPG」というキャッチコピーで登場した、初期PSを代表するシミュレーションRPGです。物語は、精霊の力を持つ主人公アークを中心に、壮大な冒険が繰り広げられます。

かつて邪悪な存在を封印した「七勇者」の伝説が残る世界。しかし、文明が発展するにつれて人々は驕り高ぶり、精霊は姿を消し、代わりに邪悪なモンスターが現れ始め、世界は破滅へと向かいます。そんな中、辺境の国に住む少年アークは、失踪した父の行方を追ううちに、自らが伝説の勇者の血を引く者だと知るのでした。

ゲームシステムは、戦略性の高いシミュレーションバトルが特徴です。マス目状のフィールドでユニットを操作し、敵を倒していきます。スピーディーなストーリー展開に加え、キャラクターボイスによる演出、そして豊富なやりこみ要素がプレイヤーを飽きさせません。「ポポロクロイス物語」「ワイルドアームズ」と共に、PS初期を牽引したSCE三大RPGと呼ばれています。

プレイ動画

アークザラッド2

アークザラッド2 PS1
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピーアーク、たまには脇役になりなさい
発売日1996年11月1日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元ジークラフト
ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価5,800円(税別)

前作から1年後、新たな主人公と仲間達を迎えて物語が動き出す

ハンターとして生きる少年エルクは、「炎を自在に操る」という一族の特殊能力により、幼い頃に故郷を奪われ研究所に捕らわれた過去を持ちます。「炎使い」として名を馳せる中、ある夜の依頼をきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていきます。運命の少女リーザとの出会い、ロマリア帝国の世界征服の野望、そして自身の出生の秘密。物語は前作主人公アークとその仲間たちを迎え入れ、二人の主人公を中心に壮大なスケールで展開します。

ゲームシステムは、戦略性の高いシミュレーションバトルが前作から進化し、やり込み要素も大幅に増えています。レベル上限は1000まで上がり、武器や魔法は戦闘で使い込むほど熟練度がレベルアップし、攻撃力や特殊効果が上昇。プレイヤーはキャラクター育成と武器強化を駆使し、強大な敵に立ち向かいます。また、前作からセーブデータをコンバートすると、前作のキャラクターを強い状態で開始ができ、新たなイベントが発生することがあります。

プレイ動画

アークザラッド3

アークザラッド3 PS1
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピー新しい冒険が今、始まる
…あの日、世界が崩壊したあの日…
発売日1999年10月28日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元アーク・エンタテインメント
ダイナマイト
ソニー・コンピュータエンタテインメント
定価6,800円(税別)

大災害から3年、大災害を生きのびた人々の復興の物語

前作から一転して、大災害後の復興期を迎えた世界を舞台に、新たな主人公アレクの物語が展開されます。過去作のような世界規模の危機はひとまず落ち着き、アレクはハンター見習いとして、平和な日常の中で成長していく姿が描かれます。

物語は、3年前の「大災害」によって多くが失われた世界から始まります。アレクは幼い頃、災害により崩壊した都市でハンターに救助され、エテル島のサシャ村で新たな生活を始めます。ハンターに憧れる彼は、ある事件をきっかけに、村を出てプロのハンターを目指すことを決意します。

戦闘システムはシリーズ伝統を踏襲していますが、ステータスのパラメータ管理や、アイテムのソート、管理システムなどが前作から大幅に改善されており、よりプレイヤーが理解しやすいように進化しています。また、前作同様「アークザラッド2」のデータをコンバートすると、前作登場キャラクターのステータスが強化され、レアアイテムが手に入りやすくなるという恩恵があります。

シナリオは前作で好評だったギルドシステムをさらに発展させ、ギルドの仕事をこなすことで物語が進行していくようになりました。これにより、プレイヤーは様々な依頼に挑戦しながら、物語を体験できます。

プレイ動画

第4次スーパーロボット大戦S

第4次スーパーロボット大戦S PS1
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピーこの星の明日の為のスクランブルだ!!
発売日1996年1月26日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元ウィンキーソフト
バンプレスト
定価6,800円(税別)

SFC「第4次スーパーロボット大戦」の移植版。長く続いたDC戦争が完結

SFCで発売した「第4次スーパーロボット大戦」の移植版。SFC版ではゲームシステムが完成の域に達し、敵フェイズのマニュアルモードや精神コマンド、主人公選択などが後のシリーズへと継承されています。また、4作間で続いたDC戦争が本作で完結します。移植版での大きな変更点としては、戦闘時の台詞に原作準拠の声優による音声が付きました。ほかにも、3DCGのムービー追加、ゲームバランスの調整、シナリオとBGMが追加されています。

地球圏は、前作のインスペクター事件終結から3ヶ月後、地球至上主義者と宇宙移民者の対立やDC、ノイエDCの台頭により混乱していました。 インスペクター事件で活躍したロンド=ベル隊も、ラ・ギアス事件での長期不在を理由に規模を縮小されていました。 そんな中、外宇宙からの侵略者が現れ新たな戦いが始まり、多くの勢力が入り乱れる状況下で、ロンド=ベル隊は新たな仲間を加え、地球圏の平和を取り戻すために戦い続けます。

プレイ動画

フロントミッション2(セカンド)

フロントミッション2セカンド 戦闘 ps1
ジャンルドラマティックシミュレーションRPG
キャッチコピー最前線、ふたたび炎上す。
発売日1997年9月25日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元スクウェア
定価6,800円(税抜)

前作から大幅にグラフィックが進化した、シリーズ初のPS1用ソフト。

前作の2Dドット絵から一新、フルポリゴンによる3Dグラフィックで描かれた、フロントミッションシリーズ第3作目です(アクションRPGのGUN HAZARD含む)。キャラクターデザインは末弥純氏が担当。物語は西暦2102年、OCUアロルデシュ人民共和国で発生した革命軍の蜂起を中心に展開。主人公アッシュは、革命軍との戦いに巻き込まれる中で様々な人物と出会い、自身の因縁とクーデターの裏に隠された陰謀に迫ります。

本作では、ネットワークシステムを通じて多様な情報収集が可能で、世界設定を深く掘り下げています。敵ユニットはヘリや航空機など多岐にわたり、対空戦の概念と専用武器が導入されました。AP(アクティブポイント)システムは行動力を管理し、より戦術的な戦闘を実現、スキルシステムはバトル、オーナー、コンピュータの3種で戦略性を増しました。さらに、弾数制限と重量システムは装備のバランスを重視させ、属性システムは防御戦略に影響を与えます。武器の種類も豊富になり、格闘武器の強化、ショットガンなどの特性変更、混乱や戦意喪失といった状態異常も新たに追加され、前作よりも戦闘が奥深いものとなっています。

ロード時間が長すぎるという評価もありますが、全体的には初代フロントミッションを正統進化させた名作といえる作品です。

プレイ動画

フロントミッション3(サード)

フロントミッション3 サード 戦闘 ps1
ジャンルドラマティックシミュレーションRPG
キャッチコピーさらに深く、速く、リアルに。
完成された第三のドラマ。
発売日1999年9月2日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元スクウェア
定価6,800円(税抜)

前作の不満点を解消しつつ進化した作品

シリーズ5作目にあたる本作でも、シリーズの特徴である換装可能なロボット兵器「ヴァンツァー」を駆使する搭乗員たちの人間ドラマを描いています。「さらに深く、速く、リアルに」というキャッチコピーが示す通り、前作のロード問題を克服し、システムを一新。やり込み要素も向上しました。

物語は「人類は何も学ばない」というテーマを掲げ、国家間の陰謀や生命倫理の軽視、クーデターなど、人間の負の歴史が色濃く反映され、遺伝子操作といった当時の社会問題も物語に組み込まれています。いずれのシナリオも安易なハッピーエンドは迎えられない、重厚な人間ドラマが特徴です。19歳の主人公「武村和輝」が、全世界的な陰謀に巻き込まれていきます。

ゲームシステムでは、熟練度制やスキル習得により、キャラクター育成を深く楽しめるようになりました。戦闘シーンは簡略化され、マップはよりリアルに。ステータス表示形式も確立し、後のシリーズに引き継がれています。 特筆すべきは、物語がアリサ編とエマ編に分岐するマルチエンディング方式の採用です。また、仲間を自由に編成できる準フリーパーティ制や、敵機を鹵獲するシステムも導入されました。

戦闘システムでは、熟練度による難易度調整や、評価値システムによるやり込み要素が追加。改造システムで機体性能を向上させ、射線概念や地形利用が戦術性を高めています。対人戦や状態異常、情報収集・訓練が可能な天網など、新要素が満載です。

プレイ動画

フロントミッション オルタナティヴ

フロントミッション オルタナティブ PS1
ジャンルリアルタイムシミュレーションRPG
キャッチコピー早すぎた名作
発売日1997年12月18日
対象年齢CERO B(12歳以上)
開発・販売元スクウェア
定価5,800円(税別)

シリーズ初のリアルタイムストラテジーを導入した作品

「フロントミッション」シリーズ4作目として1997年に発売された本作は、ナンバリングシリーズと世界観を共有しつつも、より挑戦的なスタイルを目指した外伝的作品です。シミュレーションRPGを基本としながらも、戦闘にはシリーズ初のリアルタイムストラテジーの要素を導入。従来とは違う作品に仕上がっています。

西暦2034年、アフリカ紛争を舞台に人型兵器WAWが実戦投入された世界で、プレイヤーである主人公マッコイは3ユニットからなる小隊を指揮し、ミッションを遂行します。プレイヤーの戦い方によって展開が変化し、複数存在するエンディングは、実はプレイヤーの腕が高いほど紛争が早く終結してしまい、真の結末から遠ざかるという一風変わった仕掛けがあります。

プレイ動画

サモンナイト

サモンナイト PS1 戦闘
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピー召喚術で、世界を救え!
発売日2000年1月6日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元フライト・プラン
バンプレスト
定価5,800円(税別)

異世界で召喚獣と共に戦うシミュレーションRPG「サモンナイト」シリーズの第一作目

ごく普通の高校生だった主人公は、異世界「リィンバウム」へ突然召喚されてしまいます。元の世界へ帰る方法を探すため、主人公はリィンバウムで出会う様々な人々や、共に戦う召喚獣たちと協力し、故郷への帰還を目指す冒険へと旅立ちます。リィンバウムは人間だけでなく、獣人や精霊、機械生命体など多様な種族が暮らす世界。主人公は個性豊かな仲間たちとの出会いと別れを経験し、召喚術を駆使して数々の困難に立ち向かいます。故郷に帰るという強い意志を胸に、異世界で生きる人々と交流しながら、自身の召喚された理由と世界の秘密に迫っていく壮大な物語が展開されます。

「サモンナイト」の魅力は、なんといっても召喚獣・召喚術の存在です。召喚獣は、戦闘において頼りになるパートナーです。それぞれ個性的な能力を持つ召喚獣を、どのように戦闘で活用するかが、ゲームの鍵となります。戦闘では、主人公と召喚獣、そして仲間たちを操作し、敵と戦います。マス目状のマップ上で、ユニットを移動させ、攻撃や回復などのコマンドを選択して戦闘を進めます。敵の配置や属性、そして召喚獣の能力を考慮した戦略的なバトルが楽しめます。

また、1話毎のシナリオ終了後には「夜会話」を仲間とすることにより、意外な一面や過去を知り親交を深めることができます。

プレイ動画

サモンナイト2

サモンナイト2 PS1 戦闘
ジャンルシミュレーションRPG
キャッチコピーリィンバウムに再び迫る危機!
異世界の力を召喚せよ!
発売日2001年8月2日
対象年齢CERO A(全年齢)
開発・販売元フライト・プラン
バンプレスト
定価5,800円(税別)

「成り上がり」の新米召喚師が多くの困難に立ち向かっていく

召喚獣と共に戦う「サモンナイト」シリーズの第二作目。主人公は蒼の派閥の卒業試験に合格し召喚師となるも、上層部から「諸国視察」という名の追放処分を受けます。主人公は家名を持たない平民出身の召喚師であり、派閥幹部から疎まれていました。「成り上がり」と蔑視される中、主人公は策略と知りつつも任務を受け入れ旅に出ます。そして、兄弟子のネスティと護衛獣と共に、主人公は自らの宿命に立ち向かう過酷な試練に挑むことになります。

ゲームシステムは基本的に前作が継承されており、クラスチェンジの条件にステータスが加わり、召喚魔法にはランク制が導入され、キャラクターのランクを上回る魔法は使用できなくなりました。ユニット召喚獣は、召喚者のレベルに依存せず個別に育成できる形式に変更され、呼び出すには「ユニット召喚」スキルが必要になりました。また、新たな召喚魔法として憑依魔法が登場し、一定ターンの間ステータスを変化させることが可能ですが、憑依中は該当召喚獣の他の魔法は使用できなくなります。

その他、召喚獣の名称変更機能や、エクストラステージである無限界廊、前作のキャラクターが登場する番外編など、多くの新要素が追加されています。

プレイ動画

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