ディノクライシス2(DINO CRISIS2)

ディノクライシス2 PS1 PS1
ジャンルアクション
アドベンチャー
発売日2000年9月13日
対応機種プレイステーション
対象年齢CERO C(15歳以上)
開発・販売元カプコン
フラグシップ(開発&脚本)
定価5,800円(税抜)

前作のパニックホラーからアクション重視へとシフトした名作

『ディノクライシス2』は、恐竜パニックホラーゲーム『ディノクライシス』の続編で、前作のサバイバルホラー要素からアドベンチャーアクションへとジャンルが変わりました。本作は戦闘を主体としたバイオハザード系のゲームで、高い完成度を誇り、後の作品にも影響を与えています。

物語はカーク博士奪還作戦から一年後、サードエナジー炉の暴走により研究開発都市エドワード・シティが消失する事件が起こります。政府は時空転移タイムゲートを使い、研究成果とスタッフの救出作戦を開始します。主人公たち救出班は恐竜を相手に様々な銃器を使用して戦っていきます。

操作性は前作より向上し、固定カメラが場所に応じて切り替わる形でプレイヤーは射撃に集中できます。また、恐竜の種類も増え、現代の武器で恐竜を倒していく爽快感が魅力です。

ただし、ストーリーは恐竜退治の面白さに埋もれがちで、前作を知らなくても楽しめる一方で、より分厚い内容を期待するプレイヤーには物足りないかもしれません。また、操作キャラクターが何度も変わることに関しても、バイオ2のザッピングシステムを取り入れていれば濃い内容になったという意見もあります。

本作はバイオハザードシリーズの兄弟作品で、最後の方にはロケットランチャーが登場しますが、巨大な恐竜相手にはあまり効果がありません。武器は近未来の設定で、ロケットランチャー以外にも両手持ちのマシンガンや対戦車ライフルが登場し、レーザー兵器はラスボス戦で使えます。

本作は恐竜狩りゲームとして爽快で楽しめる作品ですが、ストーリーやカメラワークに古い部分も残っているので、最近のゲームに慣れているプレイヤーには違和感があるかもしれません。しかし、その時代のゲームとしては非常に高い評価を受けており、恐竜ファンやレトロゲーム愛好家にはおすすめのタイトルです。

また、本作はグラフィックやサウンド面でも当時の技術を駆使し、迫力のある恐竜や環境が描かれています。サウンドトラックも緊張感や爽快感を盛り上げるもので、プレイヤーをゲームの世界に引き込みます。

総じて、『ディノクライシス2』はアクションアドベンチャーとしての魅力に重点を置いた作品で、恐竜との戦闘や武器のバリエーションが豊富で、プレイヤーに爽快感を提供します。ストーリーやカメラワークにはやや古さを感じる部分もありますが、当時のゲームとしては十分に楽しめる内容です。

今後のリマスターやリメイクが期待される中で、『ディノクライシス2』は新しい世代のプレイヤーにも楽しんでもらえるよう、現代の技術やゲームデザインの進化を取り入れた作品になることでしょう。そういったリメイク版が実現すれば、より多くのプレイヤーが本作の魅力を再発見することができるでしょう。

プレイ動画・ゲーム実況

#1【ディノクライシス2】1年後・・・再び恐竜との戦いが始まる

ネットの評判・感想・レビューまとめ

Subscribe
Notify of

0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments
0
コメント一覧へx
タイトルとURLをコピーしました