クロックタワー ゴーストヘッド

クロックタワー ゴーストヘッド PS1 才堂不志人 PS1
ジャンルサバイバルホラー
アクション
アドベンチャー
発売日1998年3月16日
対応機種プレイステーション
対象年齢CERO C(15歳以上)
開発・販売元ヒューマン
定価5,800円(税別)

『クロックタワー ゴーストヘッド』はヒューマンが開発したクロックタワーシリーズの第3作目で、過去作の北欧舞台から一転し、日本を舞台とした完全な番外編となっています。しかし、シリーズの生みの親である河野一二三氏は本作には関わっていません。

物語は女子高生・御堂島優が心神喪失状態で起こした傷害事件が原因で転校し、父の知人・鷹野家へ向かうことから始まります。到着した鷹野家で怪しい物音が響き、黄色の血を流すバラバラ死体を発見し、恐怖によって覚醒する謎の人格・翔と狂ったように包丁を振り回して襲い掛かる鷹野家の次女・千夏が登場し、物語は展開していきます。

プレイヤーのレビューによれば、操作が難しいものの、他のゲームとは異なるオリジナリティがあり、展開が面白いとのことです。二重人格の主人公という設定は魅力的ですが、人格チェンジが面倒でフラグが複雑、ストーリーに説明がないなど、クソゲー的要素も存在します。しかし、独特の世界観がファンを引き付ける作品であり、攻略情報を利用して物語を楽しむことがおすすめです。

グラフィックは現代と比べると見劣りしますが、それが逆に恐怖を助長させるとの意見もあります。謎解きはパズル状態で、フラグを逃すとバッドエンドになることがストレスになるかもしれませんが、チャプターごとに区切られていてやり直しがそこまで不便ではありません。理不尽な謎解きもクロックタワーシリーズでは特徴のひとつであり、その点に魅力を感じるプレイヤーも多いでしょう。

音楽やサウンドエフェクトも雰囲気を盛り上げる重要な要素です。不気味な音楽や、突然の悲鳴、物音などはプレイヤーの恐怖心を刺激し、緊張感を高める効果があります。また、今では失われてしまったクリック方式での移動も、思うように動かないことで独特の恐怖が味わえると評価されています。現代のFPS視点のホラーゲームには無い、独特の怖さがプレイヤーに新鮮な驚きや興奮を与えています。

攻略を進める中で、条件に気付かずに進んでしまいバッドエンディングに陥ってしまうことがあるため、攻略本や情報を参照することがおすすめです。また、「バイオハザード」のようにクリア条件が揃わないと進めないゲームが好みのプレイヤーには、本作が向いていないかもしれません。

総じて、『クロックタワー ゴーストヘッド』は、独特の世界観とストーリー、恐怖を味わえる要素が盛り込まれているホラーゲームです。操作が難しいと感じるプレイヤーもいるかもしれませんが、他のゲームとは異なるオリジナリティを楽しむことができます。攻略情報を利用しながら物語を進めることで、より一層楽しみを広げることができるでしょう。

プレイ動画・ゲーム実況

コメ付き クロックタワーゴーストヘッド ゆっくり実況プレイ【RTA】

ネットの評判・感想・レビューまとめ

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